花火の二酸化炭素排出量について


 自社の「ドラゴンシリーズ」の火薬に含まれる成分で二酸化炭素の排出に関連しているものは
木粉(木材をノコギリで切ったとき出る削りカスのようなもの)です。約10gの火薬に含まれる
木粉量は約20%ですので2gです。そのすべてが二酸化炭素に変わるわけではないので約1gほどが
二酸化炭素に寄与することになると思われます。

ということで、10gの火薬を消費すると3.667gの二酸化炭素が発生することになります。
ちなみにガソリン1Lを使用すると、2360g の二酸化炭素が発生することになります。(ドラゴンエース643個分)

すべての花火がそうだとは限りませんが自社商品についてはこのようになります。

 それ以外Nox、Soxなどの気体も発生しますが、今話題になっている「京都議定書」に関していえば
見方によっては石油製品をつかった成分はなく、木材の廃材利用ということもあり花火の消費は他の電気や
石油を使う遊びに比べれば「京都議定書」における二酸化炭素削減に繋がるかと思います。


 

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