デザインと大きさだけで選んでいませんか?おもちゃ花火をお買いになるときの参考にして下さい。
けっして難しいことではありません。当たり前のことです。
1、おもちゃ花火(単品もの)の選び方
当たり前のことですが好きなものを選んでください。ただ遊ぶ場所によっては適切でないものがありますので、まずどんな場所で遊ぶかです。
ススキやスパークや線香花火などで遊ぶ場合は5メートル四方もあればいいでしょう。
噴出花火や地上で動くものは10メートル四方の場所があればいいのではないでしょうか。
ロケットや打ち上がるものなどで遊ぶときは半径30メートルの範囲以内に何もないところでお願いします。これらの条件は風のない日でのことです。
商品の選択に関しては”やってみなければ分からない(個人差があるので)”ので、 ある程度(独断と偏見)のアドバイスをしましょう。
以上思いついたことを列挙しましたが、選ぶのはあなたです。選ぶのもおもちゃ花火の遊びのひとつです。購入して遊んでみて商品の勉強をしてください。私も勉強中です。お客さんの中には、我々以上によく知っている方が居ます。参考になるご意見は、どしどしお聞かせください。
2、花火セット
たいへん多くの種類の花火のセットがいろんな所で売られています。どれを買っていいか迷ってしまうでしょう。私でもやはりどれがいいか考えてしまいます。
最近は、やたらカサが大きくなり値段と大きさの関係がマヒしてきました。昔、セット花火は、単体では売れない商品を詰め合わせて格安の値段で売っていました。ところが流通形態が変わって「買い易さ」ということでセットを作るようになりました。当然昔からのことで、「セット花火」は安いものだという観点から、割引商品となっています。
でも最近の傾向として「花火セット」は、外装に凝っていて、それにお金がかかりすぎて、花火本体に気が回らなくなってしまいました。粗悪セットも出回っています。これは反省するところです。
「セット花火」の希望小売価格というものは、基本的には「花火の希望小売価格」に「袋」「印刷物」「袋詰めの経費」など副資材を足した設定になっています。(例外もありますが)ですから、花火本体の小売り希望価格ではありません。外装に凝っていれば当然花火の量は減るわけです。本当に花火を楽しむのであれば、外装が簡単なもの、上げ底商品の少ないものをお薦めいたします。また、大きなものばかり入っていて割安なものはあまりお薦めできません。セットの大きさで判断しない方がいいと思います。
実勢価格については、それぞれの小売店さんの設定ですので、よくは分かりません。中には、割引率の悪いものでもしっかり入っているものもあります。だから定義ができないのです。本当によい花火セットもありますから探してみてください。割引率よりも内容です。
私も商品を提供する側ですが、他の分野の商品と同様とにかく商品知識を付けることが大切だと思います。年に数回それも夏しか遊ばないものなのでなかなか覚えてはいられないのですが、たかが花火と思わずに、日本の夏の風物詩ということで、気に止めて置いてください。
3、おもちゃ花火の遊び方
おもちゃ花火の遊び方についての詳細は、「特集)お子さま向け、おもちゃ花火の遊び方及び気を付けてもらいたいこと」をご覧ください。特に教育関係者の方に見てほしい内容です。大変写真が多いので、閲覧するには重すぎるかもしれません。